「人文社会科学系研究者の男女共同参画実態調査」協力依頼
「人文社会科学系研究者の男女共同参画実態調査」(第1回)2018年6月
貴学協会の会員の皆様への回答依頼のお願い
人文社会科学系学協会男女共同参画推進連絡会(Gender Equality Association for Humanities and Social Sciences, GEAHSS)・日本学術会議第一部総合ジェンダー分科会・お茶の水女子大学・東京大学の共同で、「人文社会科学系研究者の男女共同参画実態調査」を実施する運びとなりました。
つきましては、以下のウエブ調査画面URLを貴学協会のすべての会員(男女いずれも)の皆様にメーリングリスト等を通じて周知していただき、ご回答を奨励していただけますよう、何卒お願い申し上げます。
https://panelsrv.p.u-tokyo.ac.jp/v2/?r=30NxbM0we5ySoUsCHSJl
以下のQRコードからも画面に入っていただくことができます。
ご回答の期限は2018年9月末までです。調査画面はマルチデバイス対応で、PC、スマホ、タブレット等のいずれからでもご回答いただけます。調査範囲は、GEAHSS加盟学協会を基本としつつ、未加盟の学協会にもお願いすることを予定しております。
調査の内容は、教育経験、仕事内容・仕事の履歴、仕事環境・研究環境、家庭との両立、今後のキャリア展望、研究職の男女共同参画に関する意見などに関する事柄です。ご存知のように、理系では、男女共同参画学協会連絡会を2002年に立ち上げて以来、4~5年ごとにこうした大型調査をされてきました。http://www.djrenrakukai.org/ にその成果をみることができます。その成果は、科学技術・学術政策にも影響を与えてきました。それをふまえ、本調査の項目は、理系が行ってきたものをベースにしながら、理系との比較を可能にするような人文・社会科学系向けの項目を付加いたしました。
本調査の分析結果を第2回目のGEAHSSと日本学術会議との年次共同シンポジウム(2019年2月予定)で報告して、政府への提言等に生かせればと考えております。
日本は理系、人文社会科学系ともに、女性の研究者割合がOECDの中でも際立って低いことはご存知の通りです。人文・社会科学系においても、研究者の実態を踏まえ、ニーズを明らかにして、政策にアピールしていければと思っております。
なお、本調査の企画・実施は下記6名の調査実施企画委員が担当しております。各委員は日本学術会議第一部総合ジェンダー分科会もしくはGEAHSS加盟学協会に所属しております。今後も調査結果の分析・公表等については、日本学術会議とGEAHSSの2つの組織が協力して実施していければと考えております。
以上について、何卒よろしくお願い申し上げます。
調査実施企画委員
- 永瀬 伸子(お茶の水女子大学教授、日本経済学会、日本人口学会)
- 上田 貴子(早稲田大学教授、日本経済学会)
- 仲 真紀子(立命館大学教授、法と心理学会、日本心理学会)
- 本田 由紀(東京大学教授、日本教育学会、日本教育社会学会、日本社会学会)
- 中西 祐子(武蔵大学教授、日本社会学会、日本教育社会学会)
- 大多和 直樹(帝京大学教授、日本教育社会学会)
調査実施主体
- 日本学術会議第一部総合ジェンダー分科会(委員長:永瀬伸子)
- 人文社会科学系学協会男女共同参画推進連絡会(委員長:井野瀬久美恵
- 甲南大学教授、日本学術会議連携会員、第一部総合ジェンダー分科会委員)
- お茶の水女子大学
- 東京大学
- 連絡先:geahss.office@gmail.com
本文ダウンロードはこちらから>>学協会へのGEAHSS調査ご依頼状