日本体育・スポーツ・健康学会 体育・スポーツ政策専門領域「2025年度第1回研究会」のお知らせ

日本体育・スポーツ・健康学会 体育・スポーツ政策専門領域主催の研究会が2025年12月21日(日)に開催されますのでお知らせいたします。詳細は下記をご参照ください。

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研究会名:日本体育・スポーツ・健康学会 体育・スポーツ政策専門領域「2025年度第1回研究会」

タイトル:学校部活動の地域展開における「こども」を巡る論点とは-こども家庭庁設置および政策形成に着目して-

日  時:2025年12月21日(日)19:00~20:30

開催形式:オンライン

料  金:無料

開催概要:◆ 趣旨説明・問題提起 阿部 拓真 氏(大正大学 地域創生学部 助教 / 研究促進委員)、◆ 講 演 小寺 直子 氏(参議院議員山田太郎事務所秘書 /慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士後期課程)

開催趣旨:現在、学校部活動の地域展開については、原則休日展開の実現を目指し、具体的な運用システムの在り方や組織間連携について議論が重ねられているが、運動・スポーツ実施の当事者である「こども」の視点を核とし多角的に論を展開している機会はあまりみられない。期を同じくして、こども政策を本格的に展開する機運が高まり、2023年にこども家庭庁を新たに発足し、また「こども基本法」が施行された。同年12 月にはこども政策を総合的に推進するため「こども大綱」が閣議決定された。今現在では、こどもを中心に置く政策推進を掲げ、スポーツや教育、安全、健康、福祉など複合的に絡む課題をこども基本法の理念のもとで取り組んでいる。また、部活動の地域展開と関連する点でいえば、「こどもの安全・事故防止」についてあげられるが、関連省庁との具体的な関わり方や政策形成に関する詳細についてはよく知られていない。

本研究会では、こども家庭庁の創設に関わった山田太郎参議議員事務所で秘書を務めながら、こども家庭庁の政策形成過程について研究を進めている小寺直子氏から、これまでの研究成果を含めながら、現在のこども家庭庁における政策形成の動向やその特徴についてお話いただく。参加者とともに学校部活動の地域展開に関連する結節点について議論していきたい。

申込フォーム:https://forms.gle/MSYhiiWQATFanWhBA

申込〆切:12月14日(日)

チラシ:https://jsose.jp/jsose2015/wp-content/uploads/2025/11/103250dc5ceb1832e67e8c1c5d4ce5c6.pdf

問合せ先:体育・スポーツ政策専門領域研究促進委員 阿部 拓真

     takuma_abe@mail.tais.ac.jp